明治庵・今日の御料理・缶詰の出荷

明治庵ブログ2016年07月14日

梅雨明け宣言はまだですが、いよいよ夏の食材満載になってきました。　

車海老・鮑・岩牡蠣・さざえ・もずく・羽田・真こち・きす・あら・おこぜ等　野菜は、越の丸茄子をはじめ、十全なす・水なす・長なす等、もろこし・とまと・胡瓜・夕顔など様々なものが出回ります。

当店も、地物食材をふんだんに使って料理を創ります。日本料理は、季節を大切にします。一年中ある食材もそれはそれでいいですが、やはりそこには、季節を添えます。日本の栽培技術・養殖技術・或は冷凍技術・保存技術の発展に伴って、一年中安定供給できるものが増えてきました。でも、そこに季節の意識を入れることによって、日本料理が成り立ちます。

　　放射能汚染や雑菌・ウイルス・寄生虫など様々な形で、食の安全が脅かされる昨今です。そして、日本の食料自給率も３０％ともいわれています。戦争や巨大事故・巨大災害により、いつ食糧難になるか分かりません。保存食や安定供給できるシステムもこれからは、大事になります。海産物も将来は、安心安全な陸上養殖。という時代が来ると思います。　供給側も必死に頑張っていますが、食べる側も好き嫌い無く食べれるように訓練しておく必要があると思います。　　

当店は、缶詰という保存食を始めました。いつか、誰かのお役に立てればと思います。