年末を迎えて

明治庵ブログ2020年12月28日

久しぶりの投稿です。コロナの影響で、いい事が一つもありませんでした。     

 むしろ、悲しい出来事ばかりで、投稿する気にもなれませんでした。 同級生の死・親戚の死や同業の廃業・・。          

しかし、今年最後の仕事を終えて、総括を残そうと思いました。

一番、切なかったことは、従業員を解雇せざるを得なったことです。    主軸に置いていた、長期宿泊の客足が、ぴたっと止まってしまいました。  数カ月は、雇用調整助成金で、しのぎましたが、それ以上に、固定費や借入金の返済が、重くのしかかってきました。  更に借金をして、若い、子育て世代の社員を残す決断をしました。     解雇された方には、本当に申し訳なく、ずっと、胸に刺さっています。   

また、残った社員、パートさんにも思うように給料が、払えなくて、私の無力を感じます。  今後、先の見通しは、解りませんが、希望と目的を持って、来年に向かいたいと思います。来年、やるべきことは、決まっています。社員と今まで以上に協力して、攻めの仕事をしていくつもりです。  従来の仕事をブラッシュアップして、 新規事業にも、取り組んでいきたいと思います。

社の代表として、足りないところも沢山あったと思います。しかし、自分を良く見つめ直して、自分自身を戒め、あるいは、今後の未来に希望を託し、滝に投じてみました。     従業員、その家族、そして、国民が幸せになりますように。

仕事が、暇でよくない事ばかりでしたが、ポジティブに考えると、余った時間で、体を鍛えて体力づくりが出来たこととYouTubeの情報をたくさん見ました。

おかげで、わたしは、世の中の事を何一つ知らないことが、解りました。 中国共産党の脅威・大統領選挙の真実・世界の動き・今まで習って来なかった本当の歴史・軍事・政治・お金の流れ・等々、様々なリアルを多少なりとも知ることが出来ました。

それによって、これからこんな世界になる。日本は、こうなるだろう?では、社として、どういう方向に向かうのか?など、判断材料が、沢山知ることが出来ました。   正しい判断を見極めようと思います。

私の人生の目的は、後世に何を残せるか?この、有り難い世の中に生まれてきた以上、何かのお役に立ちたい。そのために何を残せるか?(内村鑑三の後世への最大遺物)という本に感銘を受けました。

ある人は、お金を残す・いや、思想を残す、人を残す、でも、そんな人は、稀です。誰でも出来ることは、日本人として、堂々と生きる生き様です。  私は、存続可能な事業を残したいと思いました。きちんと、利益を出して、次につなげていける事業を残したいと思っています。出来るかできないか、解りませんが、それに向かう事こそが、堂々たる生き様かと思います。

今年、還暦をむかえて、コロナのお陰で、あらためて、強く思うようになりました。挑戦を楽しむ人生にしたいと思います。

                                                極虎