再生可能農業

明治庵ブログ2019年07月10日

先日、柿崎区黒岩で再生可能農業を実践しているスペインの若者と出会いました。エミリオさんと言う人です。

日本人女性と結婚し、子供二人をもうけ、一生懸命取り組んでいます。

草木が生えているところに、鶏・烏骨鶏・山羊・合鴨・カルガモなどを放し飼いをして、自然のエサを食べつくし、糞をする、そしてまた隣に囲いを作り、移動させて、草をついばむ。といった流れで、土づくりをして、そこに作物を植える。そんなやり方で農業をしています。

烏骨鶏の卵や山羊のチーズ、安心安全の無農薬野菜を工夫しながら作っています。大量生産は出来ませんが、すごいことに挑戦しています。

今回は、大潟町のサブリーユさんで、わすけの料理長佐藤さんのコラボで、エミリオさんの食材をメインに食事会が、開かれました。

烏骨鶏の卵で、出汁巻き卵。そこにサブリーユの創ったソースをかけて頂きました。  様々な食材と和洋のコラボの料理が次々と出され、ワインが進みました。

エミリオさんを支える地元の方々も参加して、楽しいひと時でした。

生産性を如何に上げていくかが、今後の課題となります。冬は、雪深い所なので、春から秋が勝負です。

近くに廃校になった小学校が有ります。そこを上手く利用できれば、いいのにとは思いますが、役所は許可しません。もっと柔軟に対応してほしいものです。

もし、廃校が利用できれば、民宿レストランや冬仕事に利用できると思います。観光や若者の移住・雇用創出、市も税収が見込めると思います。地域の活性化に前向きに考えてもらいたいと思います。

エミリオさん一家を応援していきたいと思います。