一周忌

明治庵ブログ2018年05月07日

  ゴールデンウィーク最終日に明治庵のお爺さんの一周忌と納骨を西念寺にて行いました。早いもので、あっという間に一年が過ぎてしまいました。

昨年3月14日、ホワイトデーです。通常通り、お昼ご飯もモリモリ食べていました。夕方になり今日は少し疲れたから早めにお風呂に入って寝るわ。と好きなお風呂に入りました。30分くらいたっても上がって来ないので、お婆さんが、見にいったところうつ伏せに成っていたそうです。あわてて、風呂の栓をぬき、裏の兄貴を呼んで引き上げ、救急車を呼んで、蘇生をしましたが、帰らぬ人となりました。88歳の生涯を終えました。

正にピンピンコロンを絵にかいたような(死にざま)でした。そして、死を迎えるその日まで、人様のお役に立った素晴らしい(生きざま)でした。親父の子供であった事を誇りに思います。

孫たちは、それぞれに年寄りの手を引いたり、お世話をしながらお参りに参加しました。良い子供たちに育ったもんだと空から喜んでいると思います。きっとこの先の子供達の行く手も見護ってくれる事でしょう。     お墓に、砕けて、細かく成った骨を納めながらそんな事を思いました。

おときの席では、皆で、在りし日の思い出話をしながら、また、お互いの近況などをそれに話しました。お婆さん(おふくろ)は、今さらながらに(良い男だったねぇ)と瞳を潤ませていました。