明治庵のお爺さんお葬式

明治庵ブログ2017年03月27日

3月14日お爺さん(私の父)が88歳で生涯を閉じました。元気な名物父ちゃんでした。佐藤 耕一。

名前の通り、地域や家族のために一生懸命 耕してくれました。私たちが今、此処に有るのも みなお爺さんのおかげです。家業の旧明治庵を手伝いながら、国鉄を勤めあげ、新規に明治庵の立ち上げに尽力し、そのかたわらに畑や詩吟や水墨画や自主映画への出演など新たな楽しみを見つけていました。それらを通して幅広い年代の方と交流を深めることで、心に残る充実した思い出を沢山作ることが出来ました。100歳まで生きると本人はもとより誰もがそう思うほど元気で生活していました。当日もご飯を食べ、大好きなお風呂に入りました。しかし、それがたまたま、最後になるとは思いもしませんでした。救急車で運ばれ、人工呼吸などあらゆる手を尽くしましたが戻ってきませんでした。ありがとう・ありがとう・親父ありがとうと何度も叫びました。涙も溢れました。医者の見立てでは、心臓まひだそうです。あまりにもあっという間で、あっけない最後でした。少し時間を置いて考えてみると俗にいう ピンピン コロンと理想的な死であると思いました。私たちに素晴らしい 生きざまと、さわやかな死にざまを魅せてくれました。あらためて親父ありがとう。私は、親父を尊敬し、誇りに思います。そして、沢山の方々にお悔やみを頂きまして、本当に有難うございました。心より御礼申し上げます。   最後に、私もこう有りたいと思いました。

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