ふぐ試食

明治庵ブログ2016年12月31日

早速、河豚の試食をしました。オーソドックスに湯引き・鉄刺・鉄っちり・雑炊とおなか一杯食べました。これは、あくまでも研究です。贅沢では有りません。研究です。うんまーーー。幸せな研究でした。1月からお客様に提供する予定です。

安塚の方では、昔から河豚を食べる習慣が有るそうです。聞くところによると、昔から、農家の人が出稼ぎで、大阪に行き、河豚料理屋で働いたそうです。春に帰えって来て地元の人に食べさせた。と、聞きました。 この土地でも漁師の人が、地元で捕れた河豚を河豚汁にして食べたそうです。食べながら、口がピリピリとしびれたと聞きましたが、そんな恐ろしいことは、やめて頂きたいと思います。そもそも、河豚の種類も判別せず、・・・・・・。食べながら、ピリピリなんて有りえないと思います。ふぐ毒(テトロドトキシン)は無色・無味・無臭で呼吸器系の神経がやられる毒なので、呼吸困難になって、苦しんで死に至ります。もし、食べながら、毒反応があるとしたら、そうとう強く、危険です。強ければ、強いほど速く症状が出ます。それで、死ななかったという事は、ピリピリは、調味料?一味唐辛子とか入れたのではないかと推測します。河豚は、種類によって毒のある部分と無い部分が有り、鑑別書に乗っています。また、同じ種類の河豚でも個体差があり、毒量の多いもの、少ない物が、有ります。一番注意するのは、肝・卵巣・皮でしょう。漁師も河豚に関しては、素人の方もおられるので、気を付けてほしいと思います。

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