秋風と残暑

明治庵ブログ2021年09月11日

9月に入り、雨の日が多く、気温がグンと下がってきました。

久しぶりに水と森公園に出かけました。   日陰は、涼しい秋風が心地よく、日向は、日差しが痛く皮膚に刺さってきます。

名残りの つくつくぼうし・みーみー蝉・あぶら蝉などが、フィアンセを求めて、けたたましく叫んでいました。

彼らも、子孫を残そうと必死です。力尽きて、草むらに落ちると菌類やカビ類に飲み込まれます。蛾の幼虫などに菌類が繁殖して、キノコになります。漢方では、冬虫夏草として高級な薬になります。

歩を進めると、大木の根元に(おおわらい茸)が、おいしそうに生えていました。猛毒です。キノコは、殆どが、危険です。昔から、食べつけている間違いなく知っているもの以外は、食べないでください。命を落とします。

これから、一カ月の間は、キノコのシーズンです。もちろん、一年中キノコは、有りますが、やはり秋は、最盛期です。

アミ茸・いぐち・初茸・黄シメジ・さまつ・松茸・舞茸・なめこ・など私が、料理に使う天然きのこです。香りが違います。

日本の食文化の圧倒的に優れている所は、四季折々の食材と風情です。日本人の生活・衣食住の全てが繋がっています。そして、器・道具・器具・刃物・お花・お庭・神事・お祭り・芸能・書・畜産・農林水産・学問・政治・等々のあらゆるものと共にあります。 森羅万象・生きとし生けるもの全てに神が宿り、古より綿々と続いてきた先祖代々に、感謝して、今、ここに我あり。そう思う事が大事だと思います。 

今、教育に欠けている事は、感謝の心と他との共存・思いやり・誰かの為に。という日本古来の精神だと思います。 

この日本の精神が、世界を救う唯一の考え方だと思います。

領土を奪う・人権を奪う・お金を奪う・世界は、様々な覇権争いをしています。(今だけ・金だけ・自分だけ)という価値観でグローバル投資家が、善良な人々を巻き込んで権力を拡大しています。 

日本古来の精神文化が、広がりますように。私は、抗って人生を終わりたいと思います。

まだまだ、死ぬ気無いけどね!。