養殖セミナー

明治庵ブログ2020年01月22日

新潟の水産海洋研究所で養殖についてのセミナーが有りました。

当店の河豚養殖のヒントになることが沢山有りました。室内養殖に限らず、漁港の使ってない端っこの一角を利用して、牡蠣やナマコの養殖などもこれからは、需要が増えるそうです。

変わったところでは、タツノオトシゴが繁殖も良く、漢方薬として高く売れるそうです。

水槽には、さざえ・鮑・はた・くえ・クロダイ・あずき鯛・あずきはた・長藻・うになど色々な魚が泳いでいました。

天皇が皇太子時代に海洋高校に見学に来られた時のオコゼも沢山いました。ここ近年、オコゼは、上越では沢山採れています。形はグロテスクですが白身の上品な味わいが特徴です。

海洋科学研究所では、漁業者・食品加工者などを対象に様々な研究をして情報を提供しています。我々ももっと勉強して、上手に情報を生かしていきたいと思います。

私は、漁業と農業が合体できないかと模索しています。室内養殖で栽培もできて、省エネでそれを6次産業で採算が取れればおもしろいなぁと思っています。

30年以内に東京大地震・南海トラフ大地震が来る事が予想されています。もし起きたら、人々は、日本海側に避難してきます。その時どうやって、受け入れるのでしょうか?

取りあえず空き家が沢山あります。しかし、一時避難は出来ても、食べていく術がない。そこで、空き家を養殖・栽培できる仕組みにしておけば、当面は食べていけます。そんなことを考えながら、養殖の研究に取り組んでいます。大きな事は出来ませんが、私は、私の出来る事をやるのみです。

今、国がやるべきことは、全国の道路・橋・トンネルなどの補修・増設も含めライフラインの見直し強化、何処で災害が起きても全国どこからでもサポートできる体制創りです。目先のインバウンドやIRなど外貨を稼ぐなどより財政出動をして、内需拡大によって日本国内の企業を強くすることです。   外国にお金をばらまいている場合では有りません。

だんだん違う方向に成って来たので今日は、この辺で。