料理研究 上越朱鷺ノ会 納涼会

明治庵ブログ2018年07月04日

 

朱鷺ノ会の納涼会を開催しました。最初は、中々人数が集まらなくてオブザーバーの参加を促しました。

上新の青山さんと吉崎さん・岸田さんにも参加していただきました。急なお誘いにもかかわらず快く参加して頂いて、本当に有難うございました。酒蔵の杜氏さんとイノシシ肉を扱っておられる農家さんです。初めての参加でしたが、すぐに打ち解けて、馴染んで頂きました。

今回は、フランス料理プロブァンスの12か月でさせて頂きました。植木シェフの料理はいつも新鮮で大胆に素材を使います。    毎朝、地元市場で新鮮な魚介類を仕入れて、オリジナルの料理を創ります。  我々日本料理の目からすると、斬新で学ぶべきところが沢山あります。また、対照的に日本料理の良さもあらためて感じる事(いわゆる雪月花・座敷の季節の花とか形や色とりどりの器等)も出来ました。

ワインも白・赤ともに美味しいものを選んで頂きました。やはり、フランス料理にはワインが合います。ついつい飲みすぎてしまいました。     

最初の前菜でいきなり、地元糸魚川産の大きな鮑とたっぷりの生うにで、カリフラワーのビシソワーズ?・・・料理名は忘れましたが、そんな感じでした。他にも時鮭のスモークとピクルスを合わせた一皿や鴨肉のソテーや分厚く大きく切ったフォアグラとじゃが芋を合わせた一皿・地物のど黒のベシャメルソース?赤米のリゾット仕立て等すべてのお皿がメイン料理でした。デザートも数種類からチョイス出来て至れり尽くせりでした。 

原価を考えると殆んど儲からないのではないかと心配するほどでした。  おそらくは、かなり無理をしてしまったのではないかと思います。すみません、有難うございました。ついつい食べ過ぎ、飲みすぎて、でも皆喜んでいました。

例年の朱鷺ノ会の納涼会としては、異色でしたが充実感のある会だったと思います。出来れば、もっと大勢の会員の参加が有れば、と思いました。

夏場は、皆さん忙しいので、また秋から勉強会をしたいと思います。

朱鷺ノ会では、会員を募集しています。料理人と生産者、食材や道具・器など扱うプロの方々が居る集まりです。私たちと共に食を通した活動を考えてみませんか?。